よくあるご質問

冬場の「Xシリーズ」の灌水管理は、ロックウールと比べてどうするのが良いですか?

作成者: COCOCARAサポート|Mar 28, 2026 11:03:57 AM

冬場の「Xシリーズ」の灌水管理は、ロックウールと比べてどうするのが良いですか?

基本方針は「ロックウールと同じく、日射(=蒸散)に合わせて灌水を減らす」です。加えて、Xシリーズは“ロックウールに近い栽培環境”を狙った高排水タイプのため、考え方はロックウール寄りで組み立てるのが現実的です。

冬場は日射・気温が下がり、作物の吸水が落ちるため、夏と同じ感覚で灌水すると過湿(根域の酸素不足)やEC変動のリスクが上がります。ロックウールでも「培地内の水分率を見ながら管理する」ことが基本とされ、水分計などでモニタリングしつつ調整することが推奨されています。 


そのうえで、ロックウールとXシリーズの“違いとして意識しておく点”は次の通りです。

Xシリーズは「高い排水性でロックウールに近い環境」を目指したココ系培地と説明されています。
→ そのため、冬場も「乾きが遅いから漫然と止める」ではなく、培地水分・排液(ドレン)・培地ECの推移を見て、回数や開始・停止タイミングを詰めるのが安全です。 


ロックウールは保水量が大きく、培地が保持する水は根が利用しやすいという整理がされています。
→ 冬場は“入れすぎ”だけでなく、“止めすぎてECが上がる/水分が切れる”も起こり得るので、ECと水分をセットで見る運用が重要です。 


一般論として、ココ系培地はロックウールより緩衝力(バッファ)があるとされます。
→ 同じ灌水パターンでも、培地中ECの動きがロックウールと同一になるとは限りません。冬場は特に、「培地ECがどう動いたか」を根拠に微調整してください。 

※「冬は排液率を何%に」「1日何回」などの具体的な数値レシピは、作物(ここではイチゴ等)、施設環境、株齢、潅水制御方式(日射比例・重量制御等)で大きく変わります。また、Xシリーズについて“冬場の推奨灌水レシピ”が公的・一次情報として明記された資料は、この回答作成時点では確認できません。そのため本FAQでは数値断定は避け、モニタリング前提の方針としてまとめています。