Q.
ココピートに適した液肥はありますか? ココピート栽培でよく使われる肥料は?
ANSWER
ココピートのような無土培地(または培地)では、液体肥料(液肥)による栄養管理が基本です。培地自体に栄養がほとんど含まれていないため、使用する液肥の質と管理が、生育の安定性と収量に直結します。
ココピート向け液肥に求められる条件
液肥を選ぶ際は、以下の条件を満たすものが望ましいです。
三大要素(N, P, K)に加え、カルシウム、マグネシウム、微量要素(Fe, Mn, Zn など)を含む — 培地に頼らず、すべて養液で栄養をまかなえること。
pH や EC をコントロールしやすいこと — 根の吸収効率や養分バランスを安定させるため。
溶解性が高く、水にしっかり溶ける(沈殿しにくい)こと — 培地や配管が詰まりにくく、均一な栄養供給を可能にする。
タンク数によって肥料の種類を使い分ける方法
ご指摘の通り、タンクの数(1つか2つか)によって使いやすい肥料のタイプは変わります:
タンク 1 本の場合 → 「1液性液肥」で管理が簡便。手間が少なく、薄めるだけで使えるので手軽です。
タンク 2 本または複数タンクが使える場合 → 「2液性液肥」や「養液調整型肥料」を使った方が、栄養バランスを細かく制御しやすく、特に果菜・葉菜・花きなど収量・品質重視の作物に向きます。
実例として使われやすい液肥ブランド・種類
市販の水耕向け液体肥料には、以下のようなものがあります:
2液性の水耕液肥(たとえば「A液 / B液」方式) — 水耕や培地栽培の両方で広く使われる。
1液性の液肥 — 管理を簡便にしたい場合に適する。
これらは、根圏に必要な栄養を安定供給しやすいため、ココピートを含む培地栽培でも多く使われています。